【電子工作】Arduinoでスーパーサインを自作してみた
今回、「Arduino」というマイコンを用いて「スーパーサイン」なるものを自作してみました。
スーパーサインとは
スーパーサインとは、タクシーのフロントガラス付近に装備されているもので、自車の状況を表示する役割があります。
例えば、「空車」が代表的な表示であり、多くの人が目にしたことがあると思います。その他にも、「回送」「賃走」「予約車」「貸切」「割増」など、多くの表示ができるようになっている場合が多いです。
近年では、その表示をLEDのドットマトリクスで行うという製品が多いです。
頑張って作ってみた
自分自身乗り鉄の部類に入ると思っているのですが、そういうこともあって乗り物全般に乗っているのが大好きです。鉄道はもちろん、バスやタクシーに乗ることもとても大好きです。
ということで、自家用車にも設置できるようなサイズでありながら、いろいろな表示ができるタクシーのスーパーサインは、大変魅力的に思えたのです。
そして、いきなり完成していますが、こんなかんじに仕上がりました。
ちなみに、ケースはスマホを購入した時の外箱です笑
まずは「空車」表示です。ちなみに、機材の構成としては、
- Arduino UNO
- ブレッドボード
- 4連8×8ドットマトリクス MAX7219付き
- タクトスイッチ+330Ω抵抗
- その他諸々…
工夫した点としては、文字を太く表示することです。最近のタクシーのスーパーサインは大型で表示するフォントも太く、視認性が良いです。それをお手本にして見やすさに配慮しました。
次に「回送」です。プログラムの制御としては、8×8のドットマトリクスのドット1つ1つを点灯するかどうか指定するという、泥臭いアルゴリズムです。
ただ、ドットマトリクスのLEDを点灯させるための座標がおかしな並びをしていて、途中から訳が分からなくなってきたので、上のような表をエクセルで作っていました。
将来的にはJavaでグラフィカルに文字を書けるようにして、自動的にソースコードを生成するようなアプリケーションも作れたらと思っています。
裏面です。箱に両面テープで、Arduinoとブレッドボードを固定しています。
「空車」と「回送」は、このタクトスイッチを押すことで順番に切り替わります。
野望としては、車に設置して写真を取ることです 笑
その後の用途が決まっていないので、どうやって活用しようか思案中です。
中身が薄いですが、今回はこんなところです。ご購読ありがとうございました。