【2日目】青春18きっぷで愛知から秋田県の田沢湖駅まで行ってきました
こんにちは!
青春18きっぷで行く秋田・田沢湖の旅2日目の記録です。昨日はホテルルートインに泊まりましたので朝食が付いております。まだ寝ぼけた頭に栄養を補充してさぁ出発だ!
【2日目】新白河駅~田沢湖駅
今日はついに駅としては最終目的地である田沢湖駅まで行きます。
- 普通 郡山行き(新白河-郡山)
朝ごはんを食べ終わったら急いで新白河駅まで向かいます。もう少し早く起きれば良かったとどうにもならないことを嘆くのは昔から変わりません。駅に急ぎます。
やってきた車両は701系電車です。
郡山に着きました。
- 普通 福島行き(郡山-福島)
乗り換え時間が約30分あるので趣味である駅前ロータリーの観察(?)を行いますが、コーヒーを飲みたい衝動に駆られて喫茶店を探します。唯一開店していたロッテリアでカフェラテをいただきます。全く知らない場所でどこにでもあるチェーン店に入るのはなんとも言えない優越感があって楽しいです。
ホーム上にはキオスクがあるようです。NewDaysはどこの駅も綺麗で品揃えも多いのですっかりNewDaysファンになってしまいました。
そんなことはさておき、福島行の701系に乗り込みます。もう少しシャッタースピードを遅くして写真を撮るべきでした。(そうしないとLEDの行き先表示が綺麗に写らない)
福島駅に着きました。前回来た時に駅の喫茶店に入ったのですが、某ハンバーグチェーン店そっくりのメニューがあり驚きましたが、今回は行きません。
- 普通ワンマン 白石行き(福島-白石)
ワンマン運転でも701系の登場です。東北本線ではこの車両ばかりなのでしょうか。
そろそろ701系に飽きて来る頃、白石駅に到着です。駅天井の垂れ幕に歓迎されますが、すぐに乗り換えてしまうのです。
- 普通 仙台行き(白石-仙台)
今度は新しい車両が来ました。やったー!E721系だそうです。
車内はボックスシートで、乗客もまばらなのでお菓子を食べながら優雅に過ごすことにしました。
今回の旅で飽きるほど田んぼの景色を見ましたが、その中で気づいた点があったので忘れないうちに書いておこうと思います。それは東北の水田は大規模で管理されているとような印象を受けるということです。地平線まで広がるような大規模であり途中民家などはほとんど見当たりません。例えば、長野県など他地域の水田はどちらかというと民家と水田が交じる風景が見られるので個人単位で管理されているように感じます。どちらが良いとか悪いとかそういうことではありませんが、同じ日本でも景色が全く異なることに感動しました。
ここは仙台駅です。"仙台駅"という看板が恐ろしいほど高いところにありますが、看板は写真を撮られるために設置されているわけではないので当然文句は言えません。
ちなみに駅構内でトイレに行こうと思って、天井の案内板を頼りにトイレを探しましたがビックリするくらい遠くにトイレがあるようで途中でトイレに行く気力が無くなりました(笑)
- 普通 小牛田行き(仙台-小牛田)
トイレを諦めたあとは、仙台駅ということで牛タンの駅弁でも食べたいなあと思いNewDaysなどで探してみましたが見つかりませんでした。残念だと思いつつ小牛田行きに乗り込みます。
途中の駅舎もローカル線の様相を呈しています。田んぼと空と雲のコントラスがインスタ映えでは無く心の中を映えさせます(何を言っているんだ)。
小牛田駅です。お昼の時間なので売店でも駅前のコンビニでも良いのでなにか買いたいと思っていましたが、何もありませんでした。これも青春18きっぷの醍醐味だなぁと心が満たされましたが、案の定、お腹は満たされません。
ちょうど写真のガラスの奥に自販機コーナーがあり、そこにパンの自動販売機があったので北海道のメロンクリームパンを買うことにしました。
先程NewDaysのファンになったと書きましたが、JR東日本のacure自販機にもファンになりました。このあたりでは当たり前なのかもしれないのですが、面白い種類の飲み物がいっぱいあって選ぶ楽しさがあります。そんな自販機に興奮して、青森に行ったわけでもないのにりんごジュースを買いました。写真撮影をしていると左側から人が歩いてきて、こんなところで1人でジュースを熱心に撮っているわけのわからない怪しい人だと思われたくなかったので、写真撮影はそこそこにして駅に戻ります。
一応みどりの窓口はあるようです。
どの行き先も本数が少ないようで、今回乗る一ノ関行きもおよそ1時間に1本です。
- 普通ワンマン 一ノ関行き(小牛田-一ノ関)
また見慣れた顔が来ました。
一ノ関駅に着きました。すぐに乗り換えなのであまり駅は見れないです。
- 普通ワンマン 盛岡(一ノ関-盛岡)
701系だと思うのですが、車体帯の色が違います。
車窓が非常に綺麗です。地元では絶対に見られない光景に興奮しました。
盛岡駅まで着きました。大きな駅でタクシープールも大きいです。
ここからは田沢湖線に乗り換えます。あとで書きますが、田沢湖線は結構特殊な路線なのです。
電車は田んぼを通り過ぎると山間に入っていきます。
途中信号場のような場所で停車しましたが、特にすれ違いはありませんでした。
さて、田沢湖線は在来線とミニ新幹線が標準軌の線路を共有して走る珍しい路線であります。通常JRの在来線は狭軌と呼ばれる幅の線路を走行していますが、ここ田沢湖線は新幹線開業の際に新幹線の軌道の幅標準軌に改軌したそうです。
そこで問題となるのが使用する車両ですが、おなじみの701系を標準軌対応にした5000番が走ります。(出典:Wikipedia)
ご覧のように狭いホームに普通列車と新幹線こまち東京行きの電光掲示板が共存しています。
田沢湖駅に到着しました。駅はとてもキレイで、1階には観光案内所と売店、2階にはミュージアムのような所が入っているようです。
しかし立派なのは駅舎だけでした。ロータリーを出るとのどかな風景に変貌します。この駅が今回の旅の最終到着地点ですが、宿泊先の民宿がもう少し先にありますので羽後交通の路線バスを使ってさらに進みます。終バスの前にもう1本バスがありましたので観光スポットである田沢湖まで行きました。
路線バスは結構頻繁に発着していました。
バスを待っている間に先程のホームに新幹線が堂々と佇んでいます。
そしてバスには自分1人しか乗りませんでした。
田沢湖畔バス停に到着しました。ここが田沢湖が見えるポイントのバス停です。コカ・コーラの看板が目立っています。
ここが田沢湖です。普段は遊覧船が出ているようです。
結構楽しみにしていたのですが、すべての売店が閉まっていました。唯一レンタサイクルのお店が開いていたのですが、それを借りたところで行く宛もないので寂れたベンチに座り手持ちのお菓子とコーヒを飲むことにしました。
1時間後に終バスが来るのでここで待っていてもよいのですが、(急行)田沢湖駅という表示をしたバスがやってきたので、急遽それに乗り込み再び田沢湖駅に戻ることにしました。
まだ18時頃だというのに人気がまったくありません。
バスは乗客2人で駅を発車しました。真っ暗な山道をバスは進み田沢湖高原温泉というバス停で降りました。ご覧の通り恐ろしいくらい闇に包まれています。
あたりの写真を記録したら、早速今回泊まる民宿はるかぜさんに向かいます。
無事に到着できました。民宿はるかぜさんは温泉が素晴らしいとの口コミを見ましたので十分に堪能しようと思います。
2日目はこれにて終了しました。夕食はきりたんぽで郷土料理を頂き、温泉も今まで訪れた温泉の中でも群を抜いて良い温泉でした。そんなアットホームな雰囲気の中しっかり疲れを取り明日に備えます。
ご購読ありがとうございました。