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【過酷ひとり旅】ムーンライトながらで1泊4日の旅をしてみた(往路編)

こんにちは、coffeemanです!

 

今回は、深夜のJR豊橋駅から夜行快速「ムーンライトながら」を利用して、山形県蔵王温泉までひとり旅を敢行します。また、往路だけでなく復路においてもムーンライトながらで名古屋まで帰ります。

詳細はのちほど!

夜行快速ムーンライトながらとは

夜行快速ムーンライトながらは、東京-大垣間を名前の通り、夜間に運行される列車です。

この列車のルーツは、国鉄時代にまでさかのぼり、夜行の普通列車として運転されていたものが、ムーンライトながらとなったようです。

また、ムーンライトながらは元々毎日運転される定期列車であったのが、時代が流れるにつれ、臨時列車となり、現在は主に青春18きっぷが発売される日程と同じような運転日となっているようです。

なぜ、青春18きっぷが発売される期間と運転日が似ているのかというと、ムーンライトながらは「快速」の全席指定車なので、青春18きっぷと数百円の座席指定券を購入すれば乗れるため、大変相性が良いのです。

今回の行程

往路(豊橋駅山形駅

まず最初に向かうのは、JR東海の駅である豊橋駅です。

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いきなり豊橋駅です。ムーンライトながらに乗車するのは初めてなので、待ちきれずに早く来すぎてしまいました。...ということで駅付近を散策します。

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気温は6℃。のちほどさらに寒い体験をするとは知る由もありませんでした。

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ロータリーです。「豊橋駅」の看板を照らすライトが謎な色をしていました。

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すでに新幹線のきっぷ売り場などは閉まっています。

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ムーンライトながらを除いては、豊橋駅止まりの列車しか到着しないため、駅は閑散としています。

さて、そろそろ時間なので、ホームに向かいます。

ネットでしか見てこなかったムーンライトながらが、駅構内に入線してくる時は、なんとも言えないワクワク感が込み上げてきました。おそらく、普段なら家で寝てるような時間に、東京行きの列車に乗るという行為が、そうさせるのでしょう。

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ここは豊橋駅ではないですが、記念に185系の姿を収めておきました。

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隣の方が途中の駅で降りていかれたので、ここで座席チェックを行います。

往路は、通路側で指定席券を取りました。185系の座席ピッチは、あまり広くないため、窓側だとトイレや長時間停車の際に大変だと思います。トイレが近いひとや、長時間停車を行う浜松駅での撮影・買い物を行いたい場合は、通路側で指定席券を取ることをオススメします。f:id:yuzucamera65:20181228170046j:image

先述したように、上り・下り列車ともに浜松駅ではしばらく停車します。ただ上り列車についてはそこまで長い間停車はしませんが、飲み物を買うには十分な時間です。f:id:yuzucamera65:20181228170921j:image

そして、ウトウトしていると思ったより早く東京駅に到着しました。f:id:yuzucamera65:20181228171255j:image

自分が乗ってきたのは「モハ」と書いてあるモーター車です。音は大きいですが、心地の良い音ではありました。

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東京と言えど、早朝5時05分では静けさのほうが勝っています。そして、なにより寒いです。駅のマクドナルドが5時30分に開くということで、暖を求めてなのか行列ができていました。

また、山手線だと思うのですが、電車は既に運行しており、乗客も沢山いたので、さすが東京は違うなと思いました。

当初、上野東京ライン5時53分の電車を待つ間にマクドナルドで朝マックを、と考えていたのですが、京浜東北線の出発が39分にあったので、そちらで赤羽駅を目指すことにしました。

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ムーンライトながらではあまり寝られなかったため眠く、このあたりの記憶があまりありません。ただ、写真はしっかり撮っていたようです。

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復路ではここ宇都宮駅で、餃子を食べることになります。

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黒磯、新白河駅と順調に進み、福島駅でお昼ご飯としました。

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乗り換えの時間が短かったので少し急いで食べましたが、とても美味しかったです。お味噌汁のお替りが無料だそうなので、次回はお替りしたいと思います。

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次に乗車するのは、奥羽本線米沢行の普通列車です。ここは、秋田の田沢湖線同様に、新幹線と同じ線路を在来線が走ります。路線の愛称は山形線です。

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電車は雪深い峠を進みます。このあたりは傾斜がキツイため、昔は峠駅などでスイッチバックが行われていたそうです。なお、現在は行われていません。

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先述した峠駅では、「峠の力餅」なるものが、駅のホームで立売りされています。電車が駅に入線すると、売り子の方が声を張り上げて販売を開始します。

結構買っている人が多かったです。おそらく青春18きっぷの期間だからだと思います。f:id:yuzucamera65:20181228191950j:image

そんなこんなしていると、米沢駅に到着しました。

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米沢付近は雪が降りやすいようです。f:id:yuzucamera65:20181228192442j:image

ちなみに、ここでの運行車両は719系です。最初211系かと思いました。f:id:yuzucamera65:20181228194705j:image

山形駅に到着したら、次は16時20分発車のバスで40分程移動します。運賃1000円で蔵王温泉バスターミナルへ向かいます。

ちょうどスキーのシーズンだからか、観光バスの座席がほぼ埋まるくらいの乗客がおり、ビックリしました。f:id:yuzucamera65:20181228233640j:image

バスはどんどん山を上り、蔵王温泉バスターミナルに到着しました。f:id:yuzucamera65:20181228233800j:image

バスターミナル周辺はこのような感じです。すぐ横にはタクシーの営業所があり、タクシーが1台だけ待機していましたが、夕方遅くなると引き上げてしまうようで、真っ暗でした。蔵王温泉の詳しい事は、別記事でご紹介したいと思いますので、ここでは割愛させて頂きます。

入浴後は、19時45分発の最終バスで、再び山形駅を目指します。今回は蔵王温泉近くの宿ではなく、山形駅のルートインの予約を取っており、そちらに泊まるからです。

ムーンライトながらではあまり寝られなかったので、体力的に限界が来ており、雨も降ってきたためホテルで夕食を取ることにしました。こういう時にホテルで夕食を食べられると助かります。

と言うことで、この日はここで終了ですが、記事が長くなりそうなので「蔵王温泉」と「復路編」は別の記事としてアップしたいと思います!

ここまでのご購読ありがとうございました。

【おまけ】

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気温約0度の蔵王温泉バスターミナル。カメラの鉄の部分が氷かと思うくらい冷たくなっていました。